今回の快適めしのお店)
木旺舎 canon
住所)千葉県市原市潤井戸1105-1

営業)10時~22時
ランチタイム 11時~15時
休日)年中無休


すっかり暖かくなりましたね!ただ、最近春はすぐ過ぎてしまって、すぐ夏がやってくる印象があります。来たるサマーシーズンに向けて、年明けからひそかにダイエットを敢行しているうっしーです。だからといって、「快適めし」は一切手を抜きませんよ!今回は「千葉の匠」株式会社藍舎様からご紹介をいただいた古民家カフェに伺いました。古民家をリノベーションした物件が注目されている昨今において、「千葉の匠」がおススメするんですから、それは期待が高まるというもの。それでは行ってみましょう!

ご紹介いただいた藍舎様から車で5分ほどの場所にあるとのことで、住宅と農耕地が混在するのどかな通りを進んでいると、ふと目を惹く看板が見えてきました。こちらが今回の目的地「木旺舎 canon」です。ハンドメイドの素朴感とヴィンテージ感にあふれるこの看板を見るだけで、伝えたい世界観を持っているお店というのがわかりますね!

入口には手作りの看板や黒板で飾られ、この時点でかなりのこだわりを感じます。この物件は200年以上前の古民家を2年がかりで改装してカフェにしたとのこと。なるほど、この重みのある雰囲気は、まさしくヴィンテージだからこそなんですね!期待を込めて中に入ってみると・・・

うわー、これは凄いぞ。年月を経た艶やかで色濃い柱や梁、歴史を物語るように軋む床、材木に調和するように作られたハンドメイドの椅子と机、最低限の照明と自然光を取り入れた空間演出・・・。五感すべてが刺激される、あまりに素敵すぎる空間だ・・・。薄暗い照明も合わさって、まさにこだわり抜いた大人の隠れ家って感じですね、これはいい・・・。思ったよりも店内は広く、多くのお客さん、特に女性の方が多く来店されていて、落ち着きながらも心地良い賑わいが聞こえてきます。

雰囲気に浸っていたら完全に注文を忘れてました!さて、メニューを見てみると・・・これも手作り感あってよい感じです。どれも気になりますが、最近肉料理のご紹介が続いていた気がするので、ここはカフェめしらしく「塩ダレの和風オムライス」といきましょう!ランチメニューにはパン・サラダ・コーヒー等がついてくるのですが、注文しようとした瞬間、メニューのある一文に目がとまります。「+300円で、好きなケーキに変更可能」・・・。

そう、実はお店に入ったときから気になっていたんです。店頭がパン売り場になっていたんですが、まぁこれが実に美味しそうで!このまるまるとしたパンも全て自家製とのことで、絶対美味いでしょう。そして、隣にショーケースがあるのも見えていたので、パンが美味しければそりゃケーキも美味しいにきまってる!ということで、プラス300円!
先にケーキを選んでいいとのことで、注文を済ませてショーケースの前に行くと、あぁ~これは惨い!このなかから1つしか選ぶことができないなんて・・・。

さて、なんとか決めて席に戻ると用意されていた前菜と自家製パンを経て、やってきました今回の「快適めし」塩ダレの和風オムライスです!

一口含むと塩ダレは結構塩辛さがありながらも、きのこなどの出汁の旨味でさっぱりしています。これはご飯がどんどん進んじゃいますね、うむ美味い!そして、塩辛さに慣れてくると、お次は卵の甘味が際立って感じられるんですね~。一皿で二度美味しい、かつボリュームも結構あって満足感が高い一品でした。ごちそうさまです!

そして、来ました先ほど選んだ「ジャージーミルクとハーモニー卵のプリン」。さっきケーキって言ってたじゃんっていうツッコミはわかりますが、ショーケースで見たプリンの塊にどうしても惹かれてしまって・・・。でも、見て下さい、この魅惑的に輝くカラメルがしみ込んだプリンと生クリームのコントラストを。少しの不揃い感もちゃんと自家製で作ってある感じでむしろ魅力的です。さて、お味はというと・・・。

これは美味しい~~~!本日限りというだけあって、とても瑞々しくて自然な甘さがあり、そこにほろ苦いカラメルソースが絶妙に絡み合う!また、生クリームも濃厚で、非常に素朴でありながら上品な味わい。うーん、大正解でした!

今回取材した「木旺舎 canon」は古民家を2年がかりで改装されたお店。昔ながらの日本の住まいの味わいを残しながら、料理・家具・インテリアのすべてが空間に合うように統一され、居心地の良い非日常的な空間を実現していたように思います。そのコンセプトの中心にあるのは「徹底したこだわり」と「ハンドメイドの温もり」と言えるのではないでしょうか。この言葉は『快適住実の家』の「匠」を示すキーワードとして、これまでよく使ってきましたが、「こだわり」「ハンドメイド」という要素が持つ味わいを、改めて感じることができました。では、また次回「快適めし」で。

Written by うっしー
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