【期間限定のホームズくんカフェ（東京都港区南青山）ホットチョコレートやコーヒー等を販売】
今世の中で話題になっている事象にスポットを当てみなさんにわかりやすくお伝えする「おとわさんのトレンド解説。はなしのタネ。」第5回目のテーマは、テレビＣＭでお馴染み＜ホームズくん＞のLIFULL HOME’Sのお話。えっ！LIFULL HOME’Sって賃貸の不動産・住宅情報サイトでしょ？工務店に関係あるの？と思っている皆様！大アリなんですよ。最近のLIFULL HOME’Sは＜ホームズくん＞を活用したブランド戦略と同時に、あのスーモカウンターと同じように、LIFULL HOME’S 住まいの窓口を続々オープンさせて、工務店やビルダーを一般消費者へ積極的に紹介し始めているんです。そこで、今回は期間限定でオープンしたホームズくんカフェと、併設された簡易版LIFULL HOME’S住まいの窓口に実態調査へ行ってきました。
【＜ホームズくんカフェ＞を表参道Zero Baseに期間限定オープン】
■ 人気急上昇中！！「LIFULL HOME’S住まいの窓口」って何？
LIFULL HOME’S住まいの窓口とは、全30店舗もある住宅の全てのジャンルに対応した家の相談窓口なんです（2018年3月現在）。LIFULL HOME’S住まいの窓口は分野で分けずに住宅に関することを一括で相談しやすいところが売りのようです。住まいのイメージ作り、条件の整理から資金計画まで、住宅購入に関するあらゆる相談が出来る点をLIFULL HOME’Sはアピールしています。また、LIFULL HOME’S住まいの窓口に相談するメリットとしては、
①中立的な立場で事業者を紹介
②サービスは全て無料
③ネット上に無い独自の情報提供
の3つです。
＜①中立的な立場で事業者を紹介＞とは、相談窓口担当が一切営業はせず、お客様のご要望に合わせた不動産会社や建築会社を中立的な立場で紹介するとのことです。
＜②サービスは全て無料＞とは、提携事業会社から販売促進費を頂いているため、住宅のジャンル選択から住宅ローンや税金の悩みや疑問などに対して、無料でアドバイスを行います。
＜③ネット上に無い独自の情報提供＞とは、事業者の雰囲気や担当の営業担当の人柄など、ホームページでは分かりづらい情報を提供しています。
■ 期間限定オープン！！＜ホームズくんカフェ＞って何？
株式会社LIFULLが、2018年1月30日（火）～2月12日（月）の間、表参道に期間限定で＜ホームズくんカフェ＞をオープンさせました。ホームズくんカフェでは、人気店R STAR等のホットチョコレートやコーヒー等のホットドリンクの提供、選べるマグカップなど＜ホームズくん＞グッズの販売や簡易版LIFULL HOME’S住まいの窓口を行っていました。人気店R STARとは、世田谷公園近くの三宿等で自動車修理工場を利用したアメリカンレストランです。ロサンゼルスにあるチャイナタウンをイメージしたコンセプトに、衣・食・空間を通した新感覚のライフスタイルを総合的に提案しているR STARのコーヒー等を用意していました。人気レストランコーヒーとのコラボ企画により、R STARに行った際にLIFULL HOME’Sを思い出してほしいとの思惑がありそうです。
【R STAR 三宿店の外観 R STARホームページより抜粋】
また、選べるマグカップは、「住まいも、マグも、“ピッタリ”を選ぼう」をコンセプトに、ホームズくんを登場させたデザイン8種類の数量限定マグカップでした。ホームズくんカフェ限定で「BOTANICAL」などライフスタイルを表現したマグカップからお気に入りの一つをゲットしようという企画とのことです。ちなみに、販売価格が1,500円～2,000円（税込）でした。個人的には少し高い気がしました（笑）。株式会社LIFULLは自分の住まいを選んでもらうようにマグカップもお気に入りの一つを選んでほしいとのことで、意外と可愛いデザインが多かったです。
【ホームズくんカフェ限定マグカップ LIFULL HOME’Sホームページより抜粋】
簡易版LIFULL HOME’S住まいの窓口では、モデルハウスを体感できるVR体感コーナー、レゴブロックを活用して3D内観を作ることができるGRID VRICK、住まいの15分相談会を実施していました。住まい探しの最新テクノロジーを活用した住まいのイメージ作りから資金計画まで、住宅購入に関するあらゆる相談ができる最新型の相談窓口を体感しました。特に、注目したのはGRID VRICKです。私の理想通りの間取りをレゴブロックで積み上げ、3Ｄ化できることに驚きと、楽しさを覚えました。工務店もお客様と一緒にレゴブロックを活用した間取り提案にGRID VRICKを活用したら、注文住宅を依頼したいお客様はイメージしやすいかと思います。更に、最新の360度動画を活用したVR体感と資金計画等の悩みを解決する住まいの相談窓口とも連携することで、最短で理想通りの住宅を購入するイメージが湧きやすいと思います。ホームズくんカフェで株式会社LIFULL社員が体感型の住まいの相談窓口でお客様の思いを見える化すると言っている意味が分かりました！！
【レゴブロックを活用して3D内観を作成できるGRID VRICK】
【モデルハウスを体感できるVR体験コーナーと商談ルーム】
■ 「工務店」もLIFULL HOME’Sとの連携も考えよう！！
テレビCMやホームズくんカフェなどを積極的に行うことでLIFULL HOME’Sは一般消費者の認知度も高まっています。工務店はLIFULL HOME’Sとの連携を考え、施工エリア内の集客率を上げるツールとして活用していきましょう。前述でお伝えしてきたLIFULL HOME’S住まいの窓口の活用だけでなく、不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’Sの活用も視野に入れてはどうでしょうか。SUUMOとの違いは、お客様が建設予定地で工務店検索をした場合、SUUMOは県までしか絞れないため、施工対応エリア外でも工務店への問い合わせが多くきてしまいます。一方、LIFULL HOME’Sは市区町村まで指定でき、施工対応エリア内のみ問い合わせがくるため、施工対応エリア外からの無駄な対応をせずに済みます。さらに、住宅情報サイトのページ作成でも違いがあります。SUUMOでサイトページを作成する場合、事例情報や写真を追加する度に追加費用が掛かるとのことですが、LIFULL HOME’Sは追加料金無しで追加掲載することができます。自社の広告媒体だけでは、自社コンセプトに共感したお客様を集客しづらい時代になっているなか、工務店で建てたい、かつ工務店の自社コンセプトに共感したお客様をより多く集客するためにもLIFULL HOME’Sという媒体を活用するのも効果的かと思います。
【LIFULL HOME’Sホームページより抜粋】