リフォーム産業新聞10月号の記事の一部をご紹介いたします。
コロナ禍の新たな変化として、自炊をするようになった方が増えたそうです。
その中でも手間を省ける「自動調理」出来るコンロが注目されています。

是非ご一読ください。
▼▼以下、記事内容です▼▼

自炊3割増、でも「手間減らしたい」

新型コロナの影響で生活者の「自炊」が増える中、「自動調理」機能を持つコンロが注目されている。
関西の有力リフォーム会社CONY JAPAN(大阪府大阪市)では、同機能が付いたコンロの台数が6倍に増え、事業責任者は「コロナ禍の新たなニーズ」だと販売に注力している。

コロナ禍で夕食を自炊する頻度は増えたか

販売数6倍になった会社も

年商58億円のリフォーム事業者、CONY JAPANではガスコンロの売り上げが伸びている。

最も売れ行きがいいのがノーリツの「piatto(ピアット)マルチグリル」。グリルに食材を入れれば自動で最適な料理が作れるというもの。同商品は8月に2年ぶりにリニューアルした商品。

同社ではコロナ禍の中で料理を作る人が増えたと考え、チラシに掲載したところ反響が増えた。これまでは月5台ほどしか売れていなかったが、直近月では30台を超える販売実績に。同社のコンロの中でもトップの売れ行きとなった。

コンロの販売単価も倍近くに伸びてきた。同商品の価格は約13万円だが、コロナ前の同社のコンロの単価は4万~6万円だった。「以前はコンロを選ぶ際にはお掃除しやすいものを重視されることが多かったのですが、自宅で料理をするという生活様式に変わった人が多いためか、自動調理に関心を持つ人が増えています」(赤石幸彦専務取締役)

ノーリツの広報はこう話す。「コンロに材料を入れれば、肉じゃがもカレーも作れてしまう機能なのですが、コロナ禍の中でその機能の価値の理解が深まってきたからではないかと思います」

ノーリツのピアットマルチグリルは自動調理機能が売り

2番目に売れているコンロはパロマの「WITHNA(ウィズナ)」。ピアット同様に自動調理機能が付いているもので約10万円で販売している。

自炊する人は増えているようだ。調査支援などを手掛けるマーケティングアプリケーションズ(東京都千代田区)が400人を対象に行った調査では33%が増えたと回答。減ったのはわずか4%だった。自炊の課題についても調査した結果、レシピを考えるのが苦痛、時間がかかる、大変といった答えが上位に上がった。オートで、かつ時短になる自動調理機能は注目されそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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