リフォーム産業新聞9月号の記事の一部をご紹介いたします。
コロナ禍において、様々な商品が発売されています。
今回はLIXILグループから「非接触」をキーワードとした商品のご紹介です。

▼▼以下、記事内容です▼▼

「非接触」製品に商機あり

LIXILグループはコロナ禍においてもさらなる事業拡大に向け戦略商品を次々と投入している。
キーワードは「タッチレス(非接触)」だ。

タッチレス水栓「ナビッシュ」の売れ行きが好調だ

「ナビッシュ」拡販へ

LIXILグループが今国内リフォームで販売に注力している商品は2つある。1つはタッチレス水栓。例えば「ナビッシュ」という商品はセンサーに手をかざすだけで吐水、止水ができる。サイトの専用ページではキッチンはもちろん、洗面化粧台「ルミシス」での利用を提案している。

注力する理由は「コロナ禍におけるタッチレス需要の高まり」と広報・酒井亮介氏は話す
。実際に第1四半期決算(4~6月)ではタッチレス水の売り上げは前年比43%増と好調で
、今後も拡販に注力する。なお、コロナ禍で売れている商品として、玄関用収納網戸は前
年比80%増、宅配ボックスは前年比70%増、リフォーム用シャッターは前年比40%増となる。

 

玄関ドアもタッチレス化


もう一つのタッチレス商材は9月1日から発売する新商品電動ドアオープナー「DOAC(ド
アック)」。既存の玄関ドアに機器を取り付けると、リモコンで鍵の施錠、解錠、さらに
は自動開閉まで可能にするユニーク商材だ。施工は1日で終わる。非接触のメリットもあ
るが、車椅子ユーザーなどの障がい者にとってより便利な生活を実現するための商品とし
ても打ち出していく。
「重い荷物を持った方にとっても便利。あらゆる課題を解決する製品として普及させてい
きたい」(酒井氏)
実は同社では2019年4月に「新規事業部門ビジネスインキュベーションセンター」を作っ
た。ここは付加価値の高い製品作りをより素早く行う組織で、ドアックは最初の商品とな
る。


既存ドアを自動ドア化する画期的な商品「ドアック」

改修アイデア動画で紹介

ニューノーマルな生活様式にフィットする商品提案も強化する。
「おうち時間」をより良くするためのリフォームアイデアをYouTubeで紹介し始めた。

例えば通販の荷物は宅配ボックスで受け取る「非対面」な暮らしや、ウッドデッキで気分
転換できる「オン・オフ切り替え」ができる生活などを紹介している。

商品提案にもウェブを活用する。ショールームは事前予約制で運用しているが、商品紹介
、見積もり作成などショールームサービスのオンラインかは5月より実施中。

「お客様へのアンケートなどから、通常接客より満足度が高いなど、その有効性が確認できています。

ショールームの場所が遠い、家族が離れているといった地理的制約が解消され、家族そ
ろって都合のよい時間にリフォームの相談ができるという点は、お客様にとって大きなメ
リットとなっています」(酒井氏)

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