こんにちは。
ブログデビューいたしました、東日本サポートセンター(札幌)の今井です。
以前、「北海道民の断熱の意識の高さ(2020年1月17日)」というブログで断熱に関す意識の違いを知っていただきました。
このたび北海道では、北海道がオススメする北海道の気候風土に適した質の高い住宅「北方型住宅2020」を新設いたしました。今までの基準(北方型ECOなど)をより強化して、この先北海道として目指すべき、新たなブランド・目標像としております。性能及びルールについては、下記の表を見て頂ければおわかりいただけると思いますが、「快適で長く住み続けるために必要な性能」や「全国でも推奨される性能」を十分備えております。
北方型住宅2020と国の関連制度との比較
この「北方型住宅2020」は、断熱及び一次エネルギー消費量や耐震等の性能だけでなく、「地域の住宅づくりを担う地場工務店の減少」「大規模な自然災害の頻発にともなう災害対応ニーズの高まり」「建築物省エネ法の改正」などといった、住宅づくりを取り巻く環境の変化に対応するため北海道が検討を進めてきたものです。
推奨する基準としては、自然災害への対応として「冬季の自宅避難のために無暖房でも一定の室温が確保できること」を求めていたり、環境との共生として「敷地内の雪処理に配慮すること」を求めていたりしています。
上記の項目を「4つの基本性能と3つのしくみ」として、お施主様へアピールしております。
みなさんの地元にも、今回ご紹介した北方型住宅のように「地元に根ざした(よりそった)仕組み」がきっとあると思います。
「地元らしさ」探して住宅づくりに活用してみませんか?