こんにちは。中日本サポートセンター(名古屋)の星野です。
突然ですが、もうすぐ民法の改正がある事をご存知ですか?
そう言う私も2020年4月1日から改正される事は知ってはいましたが、
何が変わるのか?自分の業務で影響を受ける点は何かあるのかな?
となんとなく思っていたものの、具体的には??でした。
そんな中、ひと月前の話にはなってしまいますが、福井コンピュータアーキテクト㈱様の主催で
秋野卓生先生のセミナーがあると聞きつけ、行ってきました。
当日は名古屋会場をメインとして、全国43ものサテライト会場も同時LIVE配信!
ということで、カウントダウンから始まり、とても緊張感がありました。
▲セミナーの様子
今回の改正は債権法に関わる規定で、なんと制定以来約120年ぶりの改正とのこと。
とくに売買契約や不法行為に関わる規定を大きく見直す内容のようです。
長年にわたり住宅建築業界の法律問題を扱われてきた弁護士である秋野先生から、
工務店、設計事務所サイドとしての注意点をわかりやすく解説されていました。
「瑕疵」という一般ではわかりにくい言葉は「契約不適合」と言い換えられたり、
基本的には現代社会にあったルールやわかりやすい用語に変えようという趣旨とのこと
ですが、契約書類、約款などの見直しや対応が必要となります。
改正の詳細については下記WEBサイトをご参照ください。
- 法務省WEBサイト
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_001070000.html - 国交省の資料
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutaku-kentiku.files/kashitanpocorner/dl_files/kaisei_minpou.pdf
また、リスク対策の一つとして㈱日本住宅保証機構(JIO)様より
住宅性能表示制度の話もありました。
設計住宅性能評価で各項目(必須4分野、最大10分野)の設計審査を受け、
その後4回の現場検査を受けると建設住宅性能評価書が取得できます。
第三者の目での検査となりますので、お客様へのアピールツールとして活用できます。
各分野の取得等級によっては各種補助制度、住宅取得支援策の性能証明書類としても活用できます。住宅性能表示制度の詳細についてはこちら
https://www.hyoukakyoukai.or.jp/seido/index.php
ジャパン建材㈱JKサポートセンターでは住宅性能表示制度のサポートも行っております。
是非この機会にご検討ください。