一年もあっという間で、いつしか秋の深まりを感じるとともに冬支度を始める季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。朝晩はめっきり涼しくなり、空気の乾燥も進んできていますので体調変化にはくれぐれもご注意ください。

唐突ですが、皆さんは最近よく眠れていますか?
私はよく眠れています。というか、いつの間にか落ちているという表現が正しく、寝た記憶はないのに気づいたら朝で『ヤバいっ!』ってやつです。おそらく皆さんの中にも経験された方はたくさんいるのではないでしょうか。睡眠の質から考えたら完全アウトですよね。
気候がいい上に夏場の疲れというか一年の疲れが出てきているのか、日頃の不摂生な生活も相まって“寝つき早く寝起き悪い”大変迷惑な日々を送っている次第です。

そんなダメ生活をお天道様はちゃんと見ていまして、先日しっかりペナルティーをお受けしました。いつものように寝落ちして気づいたら出発時刻の10分前。瞬間的に我に返り、極限のスピードで身支度をしている状況はお分かりいただけると思います。そんな慌ただしい最中によく起こり得る事象が我が身にも・・・。階段を踏み外すケアレスミスが発生!
平屋の環境で育ったせいか、2階建ての生活に不適応な資質が出たのかもしれません。
右足は大きく下へと流れ、突如無重力空間に舞い込んだかのようなスローな世界感に襲われました。
そうなると人間不思議なもので、反射的に何か掴もうとするのですね。
私の場合はそこに“手すり”がありました。日常ほとんど意識したことのない“手すり”に助けられたわけです。おかげで、腰と足首あたりの軽い打ち身程度で済み、事なきを得た貴重な体験をしました。このようなミス体験を皆さんがしているとは思いませんが、やはりご年配者が同様なケースに陥った場合は大変心配でなりません。
2階へ行かずに済む生活動線のプラン提案が最重要ですが、2階へ行った場面を想定したリスク回避ツールをしっかり考える必要があります。

たまたま自らの恥ずかしい事故体験から得た内容だったのですが、折角だったので、当たり前に付いている設備の必要性と重要性を再認識する機会として披露させていただきました。皆さまはこのような事がなきようお気をつけください。

そこで今回の「快適推し」では、マツ六㈱が製造元の“Bulls室内手すりシリーズ”をご紹介します。「手すりはお年寄りのためのモノ」そんなイメージがあるかもしれませんが、上記実例のように、実は家族みんなが恩恵を受けているモノです。

新築における自社標準仕様の見直しやバリアフリーリフォームのご提案時にどうぞお役立てください。

【Bulls室内手すりシリーズ】
用 途
階段、廊下、浴室、洗面所、玄関など
特 徴
■35アッシュ丸棒ディンプル付
・高齢者向け住宅改修に特化した手すり棒です
・現在の壁にそのまま取り付ける事が出来ます
・手すり棒φ35 手になじむディンプル付 4色対応
・ブラケット、ジョイント、遮断機式ブラケット等を23種類x3色=69アイテム掲載
・遮断機式手摺ブラケット5種類は連続手すりを実現するためには必須

■32ソフトアクアレール
・ユニットバスの化粧鋼板にブラケット1個につきタッピンネジ6本で取り付け
・補強手すり棒との併用で1200mmスパンまで対応
・大きな窓があっても取り付け可能
・樹脂巻手すり棒は耐薬品性樹脂を使用しディンプル付
・ユニットバス(化粧鋼板)用と在来工法(木下地)用の両方のねじが本体に付属

※詳しい商品へのお問合せは、ジャパン建材㈱営業所へお願いします。

「いつもニコニコ笑顔の奥に、プロの鋭い観察眼。」 齊藤 明  ジャパン建材㈱営業推進部推進課 埼玉県行田市出身(小説「陸王」の舞台です)B型 好きな映画/「ロッキー」 好きな食べ物/...