【バーチャル住宅展示<MY HOME MARKET>/日本ユニシス㈱ホームページ内から抜粋】

今世の中で話題になっている事象にスポットを当てみなさんにわかりやすくお伝えする「おとわさんのトレンド解説。はなしのタネ。」第10回目のテーマは、高精細なバーチャルリアリティと見積りシミュレーションを融合したバーチャル住宅展示<MY HOME MARKET>のお話。ITネタが好きな皆様!!お待たせいたしました!!バーチャル住宅展示<MY HOME MARKET>は、消費者がスマートフォンでバーチャル住宅展示場を見学し、セミオーダー型規格住宅を購入できる仕組みです。住宅展示場へ足を運ぶ時間や購入に至るまでの打ち合わせ時間が取れない人向けに、サイト上で住宅会社を比較検討しながら、VRを用いて気に入った住宅会社の住宅イメージ取得、見積り、住宅ローンの事前審査まで、スマートフォン1つで可能としたサービスです。
そこで、日本ユニシス㈱と㈱ジブンハウスが展開する<MY HOME MARKET>は、今後、どのように消費者に対して普及させていくかを調べるべく、聞き取り調査へ行ってきました。


【バーチャル住宅展示<MY HOME MARKET>の住宅内観】

■ バーチャル住宅展示場<MY HOME MARKET>って何??

とは、日本ユニシス㈱と㈱ジブンハウスが展開するバーチャル住宅展示場サービスであり、消費者がスマートフォンでバーチャル住宅展示場を見学してセミオーダー型規格住宅を購入する仕組みです。共働き世帯が増加し、住宅展示場へ足を運ぶ時間や、購入に至るまでの数多くの打ち合わせ時間が取れない人が増えています。消費者は24時間365日、建てたい家のイメージを膨らませて、予算の中で臨場感を持って知ることができるため、打ち合わせ回数を減らせるとのことです。さらに、営業活動の勘と経験をデータで支援し、契約までの期間短縮が見込めるそうです。手順はまずは、消費者がバーチャル住宅展示場を探索し、好きな住宅メーカーやプランを確認し、大きさ、間取り、デザインから気に入った家を選択します。次に、バーチャル住宅展示場で選択した家の中をVRで探検し、セルフ見積もりで価格をチェックします。最後に、購入したい家が見つかったら、工務店にスマートフォンやパソコンから問い合わせができるという仕組みです。
さらに、アルヒ株式会社が提供する物件情報不要で住宅ローン事前審査が可能な「家探し前クイック事前審査」を利用することができるため、資金計画と土地・住宅の仕様を同時に検討することができ、理想の住宅選びが可能になります。早速、「こんな家に住んでみたいな」と思ったら、価格シミュレーションを開始しましょう。購入を決めたら、気に入った住宅メーカーに問い合わせるだけ。まるでネット通販でショッピングをするような感覚で、移動中や家事の合間に「家づくり」ができるのです!


【バーチャル住宅展示<MY HOME MARKET>での家造りのステップ】


【バーチャル住宅展示<MY HOME MARKET>での住宅ローン事前審査までの流れ】

■ バーチャル住宅展示場<MY HOME MARKET>が普及される可能性は?

スマートフォンは、普及率70%を超え、パソコンよりもインターネットの活用率も高く、住まい選びにも大きなインパクトをもたらしています。すでに賃貸市場では、スマートフォンで部屋探しをする30代未満の社会人は75%に達し、パソコンの検索を大きく上回っているそうです。こうした流れを受け、<MY HOME MARKET>という自宅以外からでも気軽に訪問できる住宅展示場が注目を集めています。営業担当者の勧誘に遭うこともなく、心行くまで見学できるところも人気が出そうです。また、せっかく住宅展示場に足を運んでも、細かなディテールまで覚えていなくて打ち合わせに活かせなかったといった声をよく聴きます。住宅展示場に、何度も足を運べばいいのでしょうが、営業担当と仲良くなってしまうと“見込み客”になってしまい、購入を断りづらくなりそう…と躊躇する方が多いようです。バーチャル住宅展示場でしたら、好きな時間に何度でも、好きなだけ見学ができます。ご夫婦やご家族で何度もチェックして打ち合わせを重ねることが多いため、ご連絡をいただいた時点でほとんどの仕様が決まっているケースも多いみたいですね。<MY HOME MARKET>では、臨場感のある高精細なバーチャルリアリティで、気になる家を隅々まで見ることができます。ほぼ写真と変わらないようなクオリティですので、ガラスに反射した風景や、光と影、眺望も正確に再現しています。インテリアや小物の配置にもこだわっていますし、気に入った家具があれば同じものを購入することもできるシステムになっています。バーチャルリアリティを体験した方々からも「この家具かわいいね」「この部屋かっこいいね」という感想をいただくことが多いとのことですので、バーチャル住宅展示場が当たり前になる世の中になるかもしれません。


【バーチャル住宅展示<MY HOME MARKET>/日本ユニシス㈱ホームページ内から抜粋】

■ 「工務店」はバーチャル住宅展示場<MY HOME MARKET>に出展すべし!!

今やあらゆる商品がネット注文する世の中になっています。10年前までは考えられなかった世界になっているため、今のうちからバーチャル住宅展示場<MY HOME MARKET>に出展するのもアリかと思います。特に、「セミオーダー型規格住宅」を提供している工務店であれば、相性が良いかと思います。外壁、キッチン、浴室などいくつかの選択肢から予算とお好みに合わせて選ぶことができますし、自分の好みを反映しつつフルオーダーで一から考えるのが面倒くさいお施主様をターゲットにしている工務店にお勧めです。商材など選択肢が絞られているので、どれが自分たちに合っているか直感で選べたり、打ち合わせは平均5回程度と少なく、満足度は概ね高いようです。通常の住宅展示場に出展する場合は、維持費用も考えると1億円以上掛かるとの話を聞いたことがあります。それと比較すると断然安い費用で出展できます。また、世の中に知られていないうちに、<MY HOME MARKET>に出展することで話題性もあり、競合他社との差別化にも繋がるかと思います。

Written by おとわさん
「常に社会情勢にアンテナをはる事務局きっての情報通。」 音羽 翔  ジャパン建材㈱営業推進部推進課 宮城県仙台市出身 AB型 小さい頃の夢/理科の教師 趣味/バスケットボール(学生時...